from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
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岡山県内に、本格的な石窯で焼いた美味しいパンを作っている店があるという。
何を隠そう、マダムは大のパン好き。「パンとご飯、どっちが好き?」と聞かれたら、むむ、たぶん「パン」と答えてしまうかもしれない日本人にあるまじき食傾向の持ち主であります・・・。当然、パンへのこだわりは人一倍。ふわふわの白いパンよりも、どちらかというと、どっしりとした噛みごたえのある茶色いパンのほうが好きだ(もちろん、たまには白いパンも食べたくなるけどね)。 日本のスーパーで売っているパンは、たいていポストハーベストがたっぷり噴霧された輸入小麦で作られているので、なるべく国産小麦のパンを買うようにするなど気を遣っている。その点、ロンドンでは自国産の有機栽培全粒粉小麦のパンをふつうのスーパーで売っているのがいい。 東京に住んでいたときは、美味しくて安全なパンを求めて、住んでいた地域から遠く離れた場所までよく足をのばしたものだ。それが岡山の田舎のほうで、国産小麦+天然酵母+石窯焼きという夢のようなパンが作られていると聞いて狂喜したマダム、アンドちゃんに感謝しながらさっそく連れて行ってもらった。 まずやってきたのは、倉敷市玉島にある石窯パン工房 ぱんごーのというお店。 ここの天然酵母はなんと、毎日新鮮な果物からつくられているのだそうだ。有難いことに、パン職人の方が、自ら天然酵母について説明してくださった。 今日は秋の味覚、柿でつくった天然酵母だそう。ちょっと甘酒っぽい発酵食品のような香りがそれらしかった。毎日夜中の1時、2時頃に、ドイツから輸入したという石窯で焼かれるパンはほんのり甘くて、やわらかく、滋味あふれる味である。 「うちのようなこだわりのあるパン屋は、探してもちょっとないでしょう」ときっぱりと言い切る職人さんの言葉に、パンに対する真摯な愛情と職人魂が感じられた。 この日はさらに、地方誌を読んでいたときに目にとまった別の店にも連れてきてもらう。県南部の倉敷市玉島から、いきなり県の中心に位置する吉備中央町までの移動だ。 ちょっと分かりずらい山道を走ったところにあるお店の名前は、焼き屋。東京富ヶ谷にある有名な自然酵母パンの店、ルヴァンで修業したという店主が焼く本格的なヨーロッパ風パンを試すことができる。石窯は手作りだそうだ。 東京時代は、たまにルヴァンのパンを買って食べていた。あのこだわりパンに、よもや吉備中央町の自然の中で出会えるとは! 私たちがお店に着いたのがすでに3時半くらいだったので、残念ながら商品の数はさほどなかったけれど、買って帰った胡麻パンは相変わらず噛めば噛むほど味わいが増す大好きな味と風味だった。 知らない間に我が岡山県でも、こんなこだわりのパンを買える場所ができていたとは、うれしい驚き。また帰郷する楽しみが増えた。 イイネー!と思った方は、ぽちっとお願いします♪ にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by vallerfish
| 2010-11-28 15:06
| ホリデー:日本
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