from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
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三谷さんのロンドン取材の目的でもある、漱石の元下宿場所を訪ねた。
漱石はロンドン留学中、官費支給額に限界があったため転々と下宿先を変えているが、クラッパム・コモンにある下宿先にいちばん長く滞在し、(神経衰弱となって)ここから日本へと帰国した。 広々とした公園が気持ちいいこのエリアは今でこそ閑静な高級住宅地だが、漱石が住んでいた当時はどうだったのだろう。漱石の下宿があった通りは当時からデタッチ、またはセミ・デタッチの邸宅が並ぶ高級な通りだったようだが、ラベンダー・ヒルという大通りを一本はさむと、とたんにカウンシル・フラットが建ち並ぶ庶民のエリアに様変わりする。 漱石の下宿先の真向かいに、漱石研究家の恒松郁生氏が私財を投じて設立された倫敦漱石記念館がある。冬の間は閉館しているのだが、事情を説明して特別に開館していただき、貴重な資料を見学させていただくことができた。 しかし残念ながら当の漱石の下宿先は一般家屋であるため中に入れない。しかしここで三谷さんの職業魂が炸裂。家の周りをぐるぐるまわって丹念に観察し、中庭見たさにヘイにものぼる(よい子はマネしないでください 笑)。 こちらが漱石が住んだ家。 ブルー・プラークも付いている。 三谷さんは、1世紀前に漱石が感じた孤独に思いを馳せながら、漱石が歩いた道を歩く。その目線の先に、一体何が映ったのか。それは来年夏に封切りとなる舞台「ベッジ・パードン」を見てのお楽しみだ。 * * * 「僕、フィッシュ・アンド・チップスが食べてみたいです」 とのリクエストで、クラッパム・コモンにあるパブ・レストランでランチ。こちらはフィッシュ・アンド・チップスを待ちながらメールを打つ三谷さん。 今回、三谷幸喜さんという日本を代表するエンターテインメントの巨匠に近く接する光栄を得て、マダムもいろいろと考えさせられた。やはり自分が好きなことを突き詰め、極めている人はスゴい。毎日がきっとチャレンジの連続なのだろうが、頭のなかにあるものを形にし、何かを創造していく醍醐味には代えられないに違いない。 また、お心遣いの並大抵ではない、温かい氏の人柄にも感激した。そして、やっぱり一緒にいると楽しい!! すっかり三谷ファンになってしまったマダムです。 私の“迷”案内にお付き合いいただきありがとうございました。来年はさまざまな分野で7本もの新作を発表されるとのこと。どうかお身体に気をつけてがんばってください。楽しみにしています。 おわり イイネー!と思った方は、ぽちっとお願いします♪ にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by vallerfish
| 2010-11-06 14:59
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