from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
カテゴリ
全体 UKグルメ:欧風 UKグルメ:和風 UKグルメ:亜細亜 UKグルメ:印度風 UKグルメ:中東風 UKグルメ:中南米風 すてきパブ&バー ロンカフェ 友達とGO OUT ラブリー・イベント にぎやかな週末 D.I.Y.な週末 ちょっとお出かけ ハムステッド・ヒース ミュージック&レビュー お仕事 ワクワクするもの ちょっとスピ系 伝えたいこと ごあいさつ ホリデー:パリ ホリデー:ベルギー ホリデー:日本 ホリデー:マラケシュ ホリデー:スイス ホリデー:ベルリン ホリデー:イスタンブール ホリデー:ブダペスト 未分類 以前の記事
検索
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
フォロー中のブログ
英国運河をナローボートで... ◆Cinq*Etoiles◆ LONDON=TOKYO... ロンドン・アート・いろんな話 セーヌ河 イギリス ウェールズの自... Galettes and... プティ・リス日記 旅するアラフォー独身会社... ロンパラ!(LONDON... 沖縄ちゃぶちゃぶ日記 大阪での私の日常 serendipity ... London Scene It's now or ... イギリス*エニッキ にじいろ日記 A Little Spi... ブログジャンル
画像一覧
|
そのチャンスは、満を持してやってきた。
マダムと食の志向が見事マッチしてしまう食友KHちゃん。拙ブログにもよく登場する彼女がレストランでペイストリー・シェフをしていることはたまに書いているが、彼女の職場で、従業員の皆さんに与えられているダイニング特権に、お誘いいただいたのだ♪♪♪ ある日の夕方、やってきたのはメイフェアにあるNOBU Berkeley Street。もう一人、ご一緒させていただいたKHちゃんのお友達、Mちゃんと3人の都合が合う日を数ヵ月前からジリジリと調整しての(さらに主要シェフの皆さんがホリデーでない日を選んでの・・)、ベスト・タイミングでのNOBU体験となった。 寿司カウンターに座ってさっそくマネージャー様に勧められたのが、この竹筒に入った冷酒☆ メニューを見ると、米どころ新潟は北雪酒造が、UKのNOBUだけに向けて出荷している限定酒である。カキーンと冷凍された竹筒がに入った芳醇な冷酒を、これまた竹のお猪口でキュッといただく・・・日本でもなかなかできない情緒あふれる体験なのである。 本日のスペシャル・デーにKHちゃんが寿司カウンターに座ることを選んだのは、彼女が尊敬する寿司シェフの皆さんとお話しながらディナーをいただきたかったから♪ キリリと美しい寿司シェフお二人が、寿司を含む鮮魚を使った冷菜の全てを用意してくださる。彩りもトロピカルな突き出しはサーモン・タルタルと魚介&野菜のカクテル。南国のホリデー先で出されるカクテル・ドリンクのような佇まいを見て、これから始まる祝祭ディナーのワクワク感に圧倒されてしまう♪ 食べてみて和風ペルーのトレンドを取り入れたのかと思いきや、KHちゃんによるとペルー料理と和食のフュージョンは、24歳からペルーに渡り1970年代から同地で寿司を握っていた松久信幸氏のNOBUが元祖だと聞いて、大きく納得。それで日系ペルー・キュイジーヌに走るNOBU出身のシェフがいるのだな。 さて、続いて出されたのがこちら、冷菜一口盛りセレクション。 口の中で天使のラッパが鳴り響くような食の芸術である。たくさんある冷菜メニューを、少しずつ試すことができるなんて、なんて贅沢。素材とドレッシングの繊細なハーモニーに酔いしれる☆ 次にサラダ代わりの冷菜と、NOBUスペシャルの一つでもあるキャベツのステーキ、松久ドレッシング!(白トリュフのせ♪)旨い。 このあたりから火の通ったお料理が出始め、寿司カウンターの奥に見えているウッド・ファイヤー・オーブンが大活躍! 塩麹に漬けた白身魚の焼き物は、身がジューシーでほんのり甘く、パーフェクトな塩加減♪ じゅうじゅうと音を立てて登場したキノコの陶板焼きは、これまで食べた同メニューの中でいちばん美味しかったかも。そして薄切りイベリコ豚のセクレト(ごく少量しかとれない高級部位)にガーリック・チップの素揚げを巻いて3種のタレでいただく料理! うま~ ^^ ちなみにKHちゃんの職場は奥にある厨房のホット・キッチンの向かい側。我々が冷菜やウッド・ファイヤー・オーブンの料理ばかりを食べているのを知って、「なんだ、KHはホット・キッチンの料理を食べないのかっ!?」と、ホット・キッチンの同僚からクレーム(笑)の声とともに突然運ばれてきたのが、こちら♪ 「本日のスペシャル」を、これまた一口で味わえるよう、美しくレンゲに盛りつけてくださった一品。ホタテのグリルとピリ辛な美味しいソース、レンコンの素揚げとかイクラとかがのっかって、素晴らしくバランスのとれた洗練されたお味でした・・・しあわせ。 ここまでいただいてきて、ほとんど満腹状態・・・だったマダムを尻目に、他の2名は本日楽しみにしていた寿司へと移行 ^^; マダムもちょっぴり・・・お新香巻きをいただき、しあわせ~。ご飯がとっても上手に炊けているのですな。で・・・目の前に作り置いてあった鰻&アボカド・ロールに目が釘付けになっていると、「これ、食べますか?」と言っていただけて :D 遠慮なくいただくと・・・これが激うま! 鰻&キュウリもいいけれど、アボカドとの相性抜群です☆ この寿司カウンターを取り仕切っているヘッドシェフは、こちらのヒヨシさん。 素晴らしい経歴の持ち主で、おそらくヨーロッパでも最高峰の寿司を握ってくださる方です♪ マダムたちが食したわけではないのですが・・・ヒヨシさんとそのチームの作品・・・目の前でこれが創り上げられていったのです。 ため息~・・・どこのテーブルが食したのであろうか・・ さて、本日のおおとり! KHちゃんの城で作られるデザートだすっ =3 初めて見た、スケートボードに載ったデザート盛りw この時点で、満腹だった胃にデザート・スペースがささっとできたw KHちゃんの同僚がバニラ・アイスクリーム入りチョコレート・ボールにチョコレート・ソースをかけてくれる。下に敷かれてあるピーナッツ・クランブルが絶品! カプチーノのように見えるものはコーヒー・ブリュレだったかな。特製チーズケーキに、チョコレート入りコロッケ・ボールなどなど、どれも繊細♪ デザートの中から4点を選んで盛り合わせてくれ、さらにバラエティに富んだアイスクリーム入りの餅菓子、手の込んだプチフールを周りに配した究極のデザート・スケボーであった ^^ こんな素晴らしいデザートを作っているKHちゃんを、改めて尊敬! そしてプロの厨房をちらと見学させてもらったのが、いやいや、すごい活気と熱気、テレビで見るのとはひと味もふた味も違う。私たちはオープン直後の早い時間に入ったのだけど、週前半の平日だけど1時間もするとすぐに満席状態に。 毎日毎日が、自らの腕を否が応でも試される真剣舞台。一流レストランだからこそのキビキビ感、そしてロンドンらしいリラックス感の両方を肌で感じることができた。イタリアン・カフェを切り盛りするエンゾーが言ってたけど、ほんとにレストランは「舞台」で、「ショー」なんだなぁと実感した。 得難い体験をさせてくれたKHちゃんに、心から感謝。本当にありがとうございます。そして素晴らしい料理を作ってくださった皆さん、特にHさん、Wさんに多謝。これからもますますのご活躍、期待してます! ^^ ******* ロンドンに住む人をテーマにしたコラム 「倫敦びと彩々」を連載しています。毎月最終木曜日掲載♡ ロンドンからイギリスの田舎に出かけよう! オプショナル・ツアーの詳細はこちら♪ マダムへのお問い合わせはこちらへ☆
by vallerfish
| 2014-06-28 01:01
| UKグルメ:和風
|
ファン申請 |
||