from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
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よつくん&み〜ちゃんの友達のTeppeiくんのギグに行ってきた。さびしいことに、この日が今回のロンドン滞在での最後のギグとなった。
Teppeiくんのギグを観にきたのはたぶん3回目くらいだと思うけど、エラそうに言って恐縮だが、初めて観たときに比べて格段にうまくなっていると思った。 でも、「テクニカルに非の打ちどころがない」ということが、果たしてどこまで音楽にとって重要なのだろうかと思う。要はハートの問題だから。彼の音楽は、とにかく温かい。シンプルで奥深い歌詞と、ふわりとしたヴォーカル、心をこめてつま弾かれるアコースティック・ギター。純粋に音楽が持つ癒しの力を感じさせてくれる。ハートがじわりと温かくなる音楽。 彼がワーキング・ホリデーの2年を終えて日本に帰ってしまうのはとても残念だ。この2年の間に、Teppeiくんはたくさんの音楽仲間やファンとの絆を育み、着々とミュージシャンとして腕を上げ、成長してきた。今回のラスト・ライブでは、Teppeiの音楽を聴くために大勢の友達やファンが集まって、彼の音楽そのままの温かいライブを一体となって作り上げた。ロンドンで活動を続けるミュージシャンとしては、これから、というところなのに。 ロンドンはプロフェッショナルに世界の音楽シーンを牽引する街だが、この街ではプロでなくともミュージシャンはリスペクトされ、活動の場を与えられる。どんな地域でも、一つや二つはライブ・パブというのは存在するもので、演奏者は自分の音楽をその日のオーディエンスと分かち合う。それが音楽の本来の姿で、大切なのは音楽を通して両者が心から楽しむことなんじゃないだろうか。 日本の音楽業界はよく知らないけれど、アマチュアのミュージシャンが気軽に作品を発表する場が少ないのは事実だ。これには両国の文化的背景が関係しているような気もする。日本は技術的な完璧さやクラフトマンシップを尊重するあまり、アマチュアには厳しい部分がある。ヴェニューもお金にならないライブはお断り、というわけだ。そうでなければ自分たちでチケットを売ってね、という態度。 一方、UKにはパブという最強の交流の場があり、気軽にお酒を飲みながら日常の一部として音楽を楽しむ文化が成熟している。プロ、アマチュアを問わず、今日もイギリス中のパブで様々な音楽がかき鳴らされている。 Teppeiくん、素敵なライブをありがとう。日本に帰ってもぜひ音楽活動続けてね。がんばれ! 。。。。。 Teppeiライブに行く前の腹ごしらえで、クラーケンウェルの銀杏へ寄った。金曜の夜だというのに予約なしでも着席OK。何時になっても満席にはならず、静かな金曜のディナーを楽しむことができた・・・銀杏にも、がんばってほしい(汗) ******* ロンドンに住む人をテーマにした連載コラム 「倫敦びと彩々」(毎週木曜日)も よろしくお願いします♥ マダムへのお問い合わせはこちらへ☆ 今日もワンクリック、ありがとうございます♪ にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by vallerfish
| 2012-02-11 17:17
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