from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
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バークシャーにあるドニントン・ヴァレー・ホテル&スパでのミニ・ブレイクは、「療養」と銘打って、ほとんどホテル内と周辺で過ごした。
といっても・・・ほとんどスパっぽいことしてないんです!! 素敵なスパ・トリートメントの模様などを期待された方、スミマセン。プールで泳いでサウナで汗かいてといったことしかしてない〜。どこに行っても食に取り憑かれている私(汗)。どちらかというと食事レビューになっちゃってますが、ご容赦を。 とりあえず設備をご紹介すると・・・プール、サウナ(普通とスチーム)、アロマ室、ジャグジーなど一通りあり、フル設備のジムもあった。 もちろんスパ・トリートメント各種もフル・レンジで!! しかーし年末の混んでいる時期だったため、すでにトリートメントはフル・ブッキング、キャンセル待ちにはしたものの、やはり順番は回ってこなかった・・・ホット・ストーン・マッサージに興味があったのだけれど。ま、トリートメントはどこでも受けられるし、いっかって思ってしまった・・。 Kに至っては、日頃の運動不足を解消するためジムに行く気満々でトレイナー・シューズまで持っていったのに、プール&サウナの気持ちよさにはまって、結局ジムには行かずじまい。マダムだってジムよりジャグジーのほうがいいもん。 ホテル周辺は散策にはもってこい。裏手にゴルフ場が広がっており、プレイの様子を見ながら気ままに散歩することができる。ゴルフ場の裏手のブッシュでは野生のライチョウや鹿をちらほら見かけた。 ゴルフ場を抜けてホテルから10分くらい歩いたところには、中世の廃墟、ドニントン城の朽ちた望楼が小高い丘の上に佇んでいる。 ここには幽霊が現れるのだそうですよ。ふははは。詳しくはこちらのブログに書かれてたのでどうぞ。いかにも幽霊が出そうな・・ それでもって、お楽しみはもちろんディナー☆ 私たちはフル・ボードでディナー付きにしていたので、毎晩3コース食べ放題ざんす。・・・って毎日3コースはキツかろうと思い、少し控えめにしてはみたが。 Kが友人に聞いたところによると、メニューはシンプルなメニューとワンランク上の手の込んだメニューの2種類があり、私たちのようにパッケージにしている場合はシンプル・メニューの3コースが込み。料金を少しプラスすればアップグレードすることができるという仕組みである。 しかし、私たちが滞在したのが27日からの3泊で、ちょうどホテル・スタッフたちがクリスマス戦線から退いて燃え尽きてしまった時期に当たる。タイミングとしてはメイン・シェフのオフ日だったか、シェフの絶対数が少なかったんじゃないか・・・という推測も、当たらずとも遠からず。その証拠に初日と2日目は全く同じシンプル・メニューのみで、私たちは2日目も同じメニューから選ぶハメになったのだ。 そうとは知らない初日、我々はクリスマスの肉々ディナーの後ということもあって野菜と魚にしか目がいかず(笑)、アボカド入りカリフォルニア風サラダや、モッツアレラと野菜のテリーヌなどの軽めオプションをスターターに選んだ。これは可もなく不可もないお味。バジル&バルサミコのソースにもう少しパンチがあってもいいのではという気がしたが。 メインはKが鯛のソテー、ソラマメのサルサ、チャイブ・マッシュ添え。これがすべてのバランスが絶妙で思いのほか美味しかった。 マダムは肉も魚も嫌で、しぶしぶワイルド・マッシュルームのリゾットに。 かねてから書いているが、ベジタリアン・オプションにリゾットやパスタしか置いてない店というのは、あまり信用していない。これはシェフの怠慢だというのが私の判断で、炭水化物ではなく野菜をメインに使った料理を考案してほしいものだと思う。 さて、このリゾットが・・・全然美味しくなーい。米の固さは合格点ではあるが、「あれ? ストックじゃなくて水で調理しちゃった?」という味気なさ。パルメザン・チーズも足りないし・・・明らかな失敗作であった。 気を取り直してデザートは、私がブラックフォレスト・ムース、Kがチーズの盛り合わせ。 これはどちらも間違いのない美味しさ☆ チーズに添えられたビスケットやアップル&ジンジャー・チャツネもハイ・クオリティで◎。ブラックフォレスト・ムースも濃厚なチョコレート・ムースとチェリー・コンポートのバランスがよく、味よく仕上がっていた。 私たちの宿泊プランでは一晩だけ各コースにマッチするグラス・ワインが付いており(つまり二人で合計6杯)、それぞれソムリエが選んでくれるサービス付き。このサービスはKが目一杯楽しみ、ソムリエさんを長らく拘束してしまっていたw ちなみにワイン・リストはかなり充実しており、特にグラス・ワインを多く用意しているのが好印象だった。 そして2日目の夜・・・初日と同じメニューを見て、すっかりテンション下がってしまった私たち(笑)。そうでなくてもベジタリアン・オプションが少なくて困っていた私は別に何かできないか聞いてみたところ、「トマト・ソース・パスタならできますよ」と言われて、さらにテンション下がる(笑)。パスタは非常にリスキーな選択肢なので、ここは無難に鴨胸肉のソテーに。 え?ベジタリアンじゃないって? だってマダムはベジタリアンじゃないもーん。鴨肉が少し固かったけれど、ソースや赤キャベツ、パルメザンをトップに散らしてグリルしたポテト・グラタンも美味しくがんばっていた。一方、Kは水泳やサウナで消費したカロリーを取り戻すべく!?リブアイ・ステーキ。写真はありません。ステーキの写真は撮らないことにしているので・・・。 そして3日目。待ちに待ったアップグレード・メニューが加わり、選択肢が豊富に♪ 最終日だったため私は3コースきっちり食べたかったので、スターターはシンプルにメロン&生ハム。メインにはスターター・サイズのホタテ・ソテー、ブラック・プディング、グリンピース・マッシュ、スモーキー・ベーコン添えをチョイス。 このホタテが、めちゃくちゃ美味しかったっす♪ 焼き具合も完璧。甘くジューシーなホタテにブラック・プディングの塩気がよいマッチングで、さらに甘いピー・ピュレとサクサクにグリルされたスモーキー・ベーコンがナイス・コンビネーション。 Kは迷いに迷った挙げ句、ホタテをスターターにして、メインはシンプル・メニューからポーク・ベリーをチョイス。 これもなかなか美味しく、ボリュームもあってよかったらしい(初日はチーズまで食べてもまだ「お腹すいた」と言っていた・・・どんな胃袋なんじゃい) 最後は私がデザート、Kはデザート・ワインで締めた。デザートも迷いに迷った挙げ句、今年、その美味しさに初めて目覚めたスティッキー・トッフィー・プディングに決定♪ ソルト・キャラメル・アイスクリームと一緒に食べると、なんとも上品なお味に☆ 見た目通り濃厚だけど、黒糖の甘さはすんなり受け入れられるから不思議だ。左奥に見えているのはカリフォルニアのブラック・マスカット。Kの大好きなデザート・ワインで、私も影響されて大好きになった。アプリコット味のオレンジ・マスカットも大好き☆ デザート・ワインはいくらでも飲めそうで怖い・・・ というわけで、食べて運動してリラックスして食べて運動してリラックスして・・・という3日間はあっという間に過ぎさっていった。いろいろと分析した結果から言うと、こういった祝祭シーズンの「合間」の滞在は、できれば避けたほうがいいのではないか、ということ。クリスマスはがんばっただろうし、我々が去る最終日くらいから、新たに新年客に向けてエンジンがかかってきているようにも感じられたから。つまり、私たちは「狭間客」としてちょっとなおざりに扱われた気がしないでもないのだ。 付け加えると、サービスはイギリスらしいなんちゃってサービスなので、あまり期待しないほうがよろしい。全体的にスタッフ同士の連絡がうまく行っていないように感じられた。食事はシンプル・メニューは平均点だが、アップグレードすればちょっと美味しいものを食べられる。ただホテル全体として注文した品が通っていないことが多々あり(カフェでランチを注文したのだが、1時間近く来なくて確認したらすぐに来た・・・)、サービス体勢は今ひとつ。これ以外でもスタッフのプロ意識が希薄だという印象を折に触れて受けた。 というわけでホテルそのもののおすすめ度としてはフィフティ・フィフティだろうか。のんびり、ゆっくり、養生するには問題なく満足できるホテル。プールやジャグジー、その他の設備も問題ない。これにスパ・トリートメントが付けば文句なし。。。ただ、五つ星のラグジュアリーや、ブティック・ホテルのようなユニークさを期待すると、期待ハズレになる。事前情報でそこまで期待していなかった我々は、「療養」を楽しむことができたのでまずはよし、といったところ。 あ、書き忘れたが、お値段は朝・夜の食事付きとしては悪くないと思う。お値段とサービス、設備、バランスはとれているのかもしれない。車があると行動範囲が広がるのでもっと楽しめたのかも・・・なんて思うケド。ちょっとした週末ブレイクにはおすすめです。 ***** 今年も拙ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました! 2011年も残すところあとわずか。2012年が皆様にとって幸多き年となりますように。どうかよいお年をお迎えくださいませ。 ******* ヴァージンのブログV 「江國まゆの しぼりたてロンドン!」は、 毎週火曜日以降の更新です! こちらもよろしくお願いします♥ 今日もワンクリック、ありがとうございます♪ にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by vallerfish
| 2011-12-31 11:11
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