from london
ロンドン在住16年目
編集者歴23年のマダムが 旬のロンドン情報を お届けします♪ ロンドンのガイドブック 『歩いてまわる 小さなロンドン』 を出版しました。 ライフログ
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パティシエのKHちゃんとグルメ探検の会、今回はコベント・ガーデンにあるOpera Tavernに行ってきた。
Opera Tavernは今年初めにオープンした比較的新しいタパス処。といっても、すでにフィッツロヴィアのSalt YardとソーホーのDehasaというグルメなタパス・バーを成功させているチームが始めたもので、前評判は上々だった。場所はライオン・キング上演中のライシアムや、シュレック上演中のロイヤル・ドリュリー・レーンをはじめ数々の劇場があるシアターランドのど真ん中。プレシアター、アフターシアターに利用したい好ロケーションでもある。 Salt YardファンでもあるKからウワサを聞き、どうしても行ってみたくなって予約してみた。月曜だったので予約なしでもいけそうだと思ったのだが、やっぱり予約してよかった。時間が経つにつれてほぼ満席。さすが、評判の店だけある。(テーブルについて30分ほどすると隣りの席にお友達が座ってきてびっくり。すごい偶然だ☆) さて、Salt Yardがそうであるように、ここも素朴なタパスというよりも、キュイジーヌ・タパスを売りにしている店である。まずはサラダでお手並み拝見。こちらはベイビー・フェンネルとオニオン、オレンジのサラダ。 うん、素直にうまい。とても丁寧に調理されている感じが伝わってくる。いちばん驚いたのはこのブラック・オリーブ。通常のものとは違い、フリーズドライか何かで味を凝縮した感じ? よいアクセントになっていた。そしてこちらが店で評判のイベリコ豚&フォアグラのミニ・バーカー。 ミニ・バーガーというだけあって、とっても小さいのだけど、私は一口で十分。じゅわっとジューシーで、非常にテイスティーだが、フォアグラはどこ??(笑)という味ではあったが、隠し味なのであろう。豚ミンチのバーガーってこちらではあまり見かけないけど、もっと作ればいいのにね。私がいちばん感動したのは、こちらの春野菜とリコッタ・チーズのニョッキ。 基本、ペスト・ソースなのだが、野菜もソースも思い切りフレッシュ。ついでにニョッキも手作り感いっぱいで、全体的に新鮮さが際立っていた一品。そうそう、ワインは二人とも赤をグラスで。マダムは北イタリア産のSelva Capuzza/セルバ・カプッザという自然派ワイン。とっても口あたりがよく、ほのかにアーモンドの香りがしたような。おすすめです。 お魚は蒸したタイのサラダ風。スモーク・アンチョビのドレッシングとケイパーがアクセントで、これも美味しゅうございます・・・。 揚げ物にはゴルゴンゾーラとナツメヤシのコロッケ。ちょっと甘みが強いけれど、ブルーチーズとドライフルーツの組み合わせに間違いがあるはずもなかろう。 うん、揚げ物も食べてお腹はかなり満足。デザートももちろん試してみたかったので、1つを二人でシェア。こちらがウォルナッツの温かいケーキ、レモン・アイスクリーム添え、タイム風味。 タイムをデザートの香り付けに使うところがニクい。もちろん美味しかったのだが、なんというか、風味が若干足りなかったような気がするのは、マダムの鼻が効いてなかったから? ナッツだけではあまりフレーバーが出ないので、バニラ・エッセンスとか柑橘系のリキュールとかスパイスとか香りの元をもう少し多めに加えたほうがよかったのかも? といっても、十分に楽しみましたが。 私たちはゆっくりと時間をかけて食べていたので、この量で十分に満足。ワイン2杯とタパス、サービス料込みで一人30ポンド以内に収めることができた。ここにお腹をすかせた男性や酒豪が加わったりすると・・・たぶんお値段もそれなりのものに・・・。そんなこと関係なくバシバシと頼める方は、ぜひいろいろな味とワインを楽しんでください! 私たちは2階のダイニング・スペースで食べたのだが、1階はバーになっていて、「サクッとワインとタパスで小腹を満たす」シチュエーションにぴったり。次回は1階に座って気軽にバーの雰囲気を楽しんでみたい。 ******* ヴァージンのブログV 「江國まゆの しぼりたてロンドン!」は、 (基本・・)毎週火曜日の更新です! こちらもよろしくお願いします♥ 今日もワンクリック、ありがとうございます♪ にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by vallerfish
| 2011-06-13 15:15
| UKグルメ:欧風
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